ルフィブログ ≪おねえちゃんのひみつ≫ 漢女斬!

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS マクロスF 最終話を残してのこれまでの感想を。

<<   作成日時 : 2008/09/26 15:40   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 こんにちは。なんかウィッチブレイドと平行してマクロスFを見てたんですが、そんなことを言ってたら
「じゃあマクロスFの記事も書けや。マクロスネタも使ってたし」と急遽記事にすることになりました。 
25周年記念というわりには、やや物足りない部分とかありますが、これまでのまとめとかどうぞ。


 FFなどのゲームの記事はともかく、私はあまりアニメなどのネタを使いたくない(とかいいつつガンダム
とかなんだよっていう突っ込みは入りますが)ので、なんだか照れくさいというか、複雑な心境です。
むしろ、なんでストップ!ひばりくん!を記事にしていないのに他の作品を先に記事にするのか
自分でも不思議です。でもそのうちまとめたいなぁ。


 で、今回のお題であるマクロスFの話になるんですが、今回めでたくマクロス25周年記念ということで、
初代が一番好ましかった私としては、なんとも言えない感慨を覚えます。
ちょっと今の時代背景というか、そういうのが今回のマクロスFには見え隠れしていまして……。


 例えばランカ・リーのキャラとしての煮詰め方が足りないとか、クランのようじょ設定は明らかに
オタ向けの要素でしかないため、余計だったこととか。
マクロスシリーズはアニメの中でも、キャラに頼ることなく作品として完成できる稀有なアニメだと思って
いたのですが、さすがに今回のシリーズは7よりもあざとい印象が拭えません。


 そもそも主人公、早乙女アルトは女性のような美形で、女扱いされることを極端に嫌うっていう設定が
ありながら、冒頭からずっと長髪っていうのは矛盾してるんじゃないかと。
女扱いされるのが嫌なら、まずはその髪を切ろうぜ?w


 この辺はあくまでも【美形の主人公が女形の家柄である】っていうキャラデザを無理やり引っ張った
感がありありで違和感が残ると思う。
しかもアルトは序盤で特に過去が触れられないため、ただの鈍感な直情的キャラとして、
多少奥深さが欠ける印象を残した。


 が、終盤で見せたシェリルに対する態度では、
「なんだ、お前そんな気の利いた台詞言えんじゃんw」なんて思うところもあって、これは製作者の
ミスなんじゃないかと感じた。終盤は本当に魅力ある男として描かれていただけにね。


 なんせ序盤〜中盤と物語の進行が遅く、話のほとんどがアルトの鈍感故のドタバタ劇とランカの
一人相撲、そしてシェリルの自由奔放な振る舞いに終止しすぎていて、一人一人の掘り下げに
時間をかけることができなかったように思う。


 マクロスシリーズの伝統として三角関係があるが、今回もその例に漏れず、初代と同じ男1の女2
の構成。
終盤まで見て私は、「おお、やはり全人類の歌姫は主人公を選ばないか……w」なんて製作者に関心
したんですが、なんだか思った以上に三角関係の部分ばかり強調するので、
ランカのサクセスストーリー(とその成長模様)や、シェリルの転落人生(愛憎劇も含めて)が
消化不良であることもマイナスと言える。


 特にメインヒロインの一人であるランカ・リーに関しては、序盤から勝手に自分で思い込む
天然ドジっ子という設定で、掘り下げ方が足りないため、随分底の浅いキャラとして見られるのでは
ないかと心配した。


 確かに両親を亡くして、近しい人間が傷ついたりすると、当時の記憶がフラッシュバックするという
のはありがちな設定のため、視聴者には「それがどうした」的な印象を持たれがちだ。
しかも終盤アルトから離れていくエピソードも、結局は愛玩動物(ただのバジュラだけど)を守るため
という非常に不可解なもの。


 お前のアルトへの想いはなんだったのかと。
確かにそれまでランカの気持ちが離れる要素は多々あったが、そのほとんどが自分の暴走であり、
アルトへの恋心ですら非常に陳腐な場面からだった。
はっきり言ってしまえば、ランカは子供すぎた部分がありすぎる。


 最初に出会ったあの日、アルトが超絶美形でなかったら、ランカはアルトを意識することは無かったし、
その後兄貴にアルトを探してくれとも言わなかっただろう。
まあそれは製作者の意図だから、こんなこと言っても仕方ないんだけどw


 普通にこれまで通して見て、無自覚でトップアイドルに上りつめたものの、シェリルには女としても
人間としても遅れをとっているように見える。
特に終盤からのシェリルの描写は素晴らしく、アルトへの愛故の強がりや甘えなどは、
女性として共感できる部分が多々あった。だがランカにはまったく無かったw


 いじらしいじゃないですか。病気でもう長くないことが解っても、アルトにだけは言わないでなんて。
歌わないって言って、心配して来たアルトにも、真実を告げずに突っぱねたり。
「シェリルいい女だわ〜」とつくづく思いましたねw本人もふざけてアルトにそんなこと言ってたけど、
シェリルが言うなら許せる範囲であろう。


 だから余計にシェリルに対して視聴者は熱が入るだろうし、命を賭して歌う姿に魅了されると思うんですよ。
で、大戦が終わった時、アルトの胸の中で力尽きるわけ。これが絵にならないわけがない!
だが、そこで問題なのがあの緑のクソガキの存在なわけだwww


 つまりね、シェリル超死亡フラグ=アルトフリー=気が変わってランカ救出=シェリル死んでた
=もうヒロインランカしかいねぇ=じゃあランカでいっか。
ふざけてるのかとwここまででランカの魅力的なシーンといえば、それこそシェリルのゼントラーディへの
慰問ツアーで、アルトがピンチになった場面で歌いにいったところくらいですよ。


 確かにあのくだりは熱くなる展開で、あのままいけば確かにランカは押しも押されぬメインヒロインに
違いは無いんですが、なんかあれ以降は一人相撲が増えていったように思う。
まぁ、思ったより挫折したシェリルがヘコたれなかったこととか、ランカが非常に思考回路が幼稚であった
ことも起因していると思うが。


 このままではラストに全てランカが総取りということになります。
初代ではちゃんと、人類を救う権利を得る者と、主人公の愛を得る者と別れていたんですよ?w
このままでは全部ランカのものじゃないですか!w
なまじシェリルがいい女なだけに、彼女には何らかの形で幸せになってほしいんですが。


 確かにシェリルは終盤、人類側の歌姫として活躍しますが、実際のところ歌い人としての力は
ランカに劣っていると作中でも言われているし、結局は負けているとしか言いようが無い。
女としても、シェリルはすでに死ぬことが確定しているため、よっぽどアルトの心を道連れにする
気合が無い限り、女としてランカに(現在はともかく結果的には)勝つことはできないだろう。


 なんせアルトが出撃するシーンで、シェリルは「ランカを助けなさい」って言ってるわけだし、
これは暗にラストの展開をそのまま表しているとしか思えない。
つまりは自分が死ぬから、アルトはランカのためにこれからは生きろってなもんですよ。
この時点でシェリルの人間としての勝ちは決定的だと思いませんか。


 あくまでもランカはシェリルに譲ってもらったっていう形になりますから。
私はそんなおこぼれヒロインである、ランカの存在に疑問が生じます。
それを勝ち取る権利というか、資格を持っているようには見えない展開というか、
成長模様ですよね。


 その点の比較は、もう一度最初からランカとシェリルを見比べていただければ、
いかに両者が違う意識で歌に対しても、愛する人に対しても向き合っているかが解ると思う。
それでもまだランカのほうを支持するのであれば、それはもう私としてはお帰りくださいとしか言いようが無いw


 私は最初、ランカもシェリルも好きではありませんでした。
だからこれまでの見方に贔屓目はありません。公平な視点で見た結果、シェリルの方がより好ましいと
判断しただけです。実はナナセが一番好きです。
ですがこれはあくまで個人的な意見のため、他の人がどう思うかはそれはまた別の話なのでご容赦を。


 とまあ最終話を残しての私の感想なんですが、作品全体としてはまずまずといったところでしょうか。
戦闘シーンは3DCGなのは迫力があっていいんですが、所々使い回しな部分があったのでw
キャラの設定も曖昧な部分が多く、ミシェルの死はただ単に初代で言う
「柿崎分を補充しますた(´・ω・`)!」みたいな都合の良さなので、まったく納得できないw
もしくは「フォッカー分を補充しますた(´・ω・`)b」


 大体、乱戦に次ぐ乱戦が展開されているのに、メインのキャラ達に死者がほぼ出ない(実際クラン隊の
一人が地味に死んだだけ)とかご都合展開すぎるだろと。
24話の最後にアルトが撃墜されたような描写になってましたが、絶対ありませんw


 ラストまで主人公が存命してないとか、どうやって作品の整合性を保つんだとw
まぁ、本当にそうだったら新しい作り方として評価しますが、主人公をラストを目前に殺し、
作品をちゃんと完結させる手腕があるのなら、もっと作品自体のクオリティが高いだろうから、
やっぱりアルトが死んだっていうのはありえない話かとw


 あと途中に追加されたクランの位置づけも非常に曖昧で困る。
一粒で二度おいしいみたいなキャラではありますが、人気があってもキャラとして語られるべき部分に
時間を割いていなかった。あれじゃただのオタ向けサービスでしかないでしょうに。


 だからミシェルとの絡みも非常に陳腐で、視聴者からすれば何勝手に盛り上がったり熱くなってるんだ?
という印象です。
それもこれも、序盤〜中盤の展開の遅さが足を引っ張っていると言えるでしょう。
随分アルトというキャラクターには物足りなさを感じたものですからw


 基本的にアニメやマンガには、動いて話を作るキャラ、それに冷静に突っ込むキャラ、
などなど必要なキャストがあるんですが、このマクロスFには決定的に欠けているキャストがあって、
今回の主人公、早乙女アルトは俗に言う「自分で動くんだけど、非常に扱いにくいキャラ」なのだ。
はっきり言えば、行動のバリエーションに乏しい。


 最初から通して見てもらえばわかるが、彼はそのほとんどが受動的な理由で事を運んでいる。
パイロット候補生になったこと以外の境遇は、すべて周りから降りかかってきたものばかり。
つまり鈍感なアルトに受動的なイベントばかり降り注ぐと、毎回同じような展開になるのは
当たり前の話なわけだ。


 シェリル関連なんか、終盤以外は全部同じリアクションばっかりだったしね。
まあランカに対してもほとんど同じリアクションだったけど。
でも情熱を燃やしているはずのパイロットというモノに関しても、そんなに熱いものを感じないという
非常に困ったちゃんでもあります。


 これって明らかにデザインミスだなぁ……。
鈍感でふて腐れ気味のアルトと、軽薄で皮肉ばかりのミシェル、お人よしのルカがセットとなれば、
男性陣でリードする話なんて作れるわけありませんて。
だからランカの兄ちゃんがリードして話を作る場面が非常に多かった。
一体主人公は、その仲間達は何をしているんだと。むしろ主人公は誰なんだとw


 とまあ、私個人的な感想としては、シェリルのためだけに見ても損しないアニメだとは思います。
ですが前回取り上げたウィッチブレイドのように、作品全体の整合性がきっちり取れていたわけではなく、
昨今にありがちな、「〜はいいけど、他は別になんてことない」アニメに属してしまうんじゃないかと。


 それでも多少萌えオタに感化された部分はあれど、大人の鑑賞にも十分に耐えうる作品だと思います。
今クールの中では一番まともなアニメだと思いますが、どうか。
まぁ、個人的にはRD潜脳調査室のほうが好きなんですが。お肉大好き!wぽっちゃりっていいよね!w


 もうね、ドム子がかわいくてかわいくて……。
RDは本編なんてどうでもいい。あれはもうキャラオンリーアニメでもいいや。
それでも十分幸せだから。


 そんなわけでマクロスFは、歴代ランキングでは別に大したことない作品ですが、
最近のアニメという部分にフォーカスした場合には上位にランク付けされるべきアニメだと思いました。
でもOP曲は初代が一番かっこいいのは譲れないw


設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文