ルフィブログ ≪おねえちゃんのひみつ≫ 漢女斬!

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help リーダーに追加 RSS 【FF11】 全自動羊肉物語 【マトンは羊の肉じゃない】

<<   作成日時 : 2008/10/14 01:54   >>

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 あらすじ:とある古ぼけたオモチャ屋で、ひっそりと暮らすオートマトンの姿があった。彼の名は「モモヒキ」
オーナーは昔冒険者だった老人だが、今は痴呆でまったくモモヒキを扱うことができない。 
そんな中、ジュノから遊びに来た孫がモモヒキを連れ出してしまう。モモヒキと孫の運命はいかに。


 拝啓、ご主人様。

 私は今、お孫さんと一緒にコンシュタットへと足を運んでいます。
どうやらこのバカ……じゃなかった、わんぱくなお孫さんはジュノに帰りたい模様です。
なんで私まで連れて行くのか不思議ですが、ここまできたら仕方ありません、道中日記をつけて
後でお送りしたいと思います。
 まさか、こんな形で教えて頂いた文字が役に立つとは思いませんでした。それでは。


 コンシュタットの曲がりくねった道を、転びそうになりながら走り抜ける姿があった。
その主はオートマトン「モモヒキ」を連れ出したバカ孫であった。(以下バカ

バカ「ねえ、モモヒキ! 早くおいでよ!」

モモヒキ「マッテクダサイ、ワタシハソンナニ ハヤクハシレマセン」

バカ「なにやってんのさ、ポンコツだなぁ」

モモヒキ「コンナフザケタ モクセイ(木製)フレーム デ ドウシロト……」

 モモヒキは可哀想なことに、ボケジジイの趣味で木製フレームに換装されていた。
こんな体では戦闘はおろか、通常の行動にも耐久性に問題がある。
彼はあらゆる意味で、「室内専用マトン」になっていたのだった。

バカ「おじいちゃんも趣味悪いよなぁー」

モモヒキ「ワタシハ ハコイリ ダ ソウデス」

バカ「箱になんて入ってなかったじゃん」

モモヒキ「モウ イイデス……」

 そして始末の悪いことに、この孫は途方もなくバカだった。
モモヒキはこの孫に好き勝手に行動させると、こいつどころか自分の身まで危険であると感じていた。

モモヒキ「アノ……ココハ ゴブリンナド キケンナジュウジンガイルノデ チュウイシタホウガ……」

バカ「大丈夫、大丈夫! そんな時のために家から持ってきたハープーンがあるんだから!」

モモヒキ「ソレ、イチバンヨワイヤリデハ……」

バカ「伝説の突き技!パワースラッシュ!TP300%!!!」

モモヒキ「パワスラ ハ リョウテケンデス……」

 しきりに素振りをするバカを見て、モモヒキは見えないため息を吐いた。
そもそもこのバカはTPが貯まるのだろうか? それが彼には疑問だった。

バカ「あ!あんなところにでっけぇー●んこ! パワスラいくぜっー!」

モモヒキ「チョ、アレハ ミミズ デスヨ!」

 何を勘違いしたのか、バカはハープーンを振り上げてミミズに突進していった。
ここでモモヒキのスペックに触れておくが、木製フレームで武装は無い。
唯一身の周りのことが出切るように両手がマニピュレーターとなっており、物を掴むことはできる。

バカ「いてぇー! これ●んこじゃねぇし!」

モモヒキ「ソンナトコロニ アルワケナイデショウ! シカタナイ、カバンノナカノ クロスボウデ……」

 モモヒキはクロスボウの引き金を引くと、バカの横をかすめてミミズに命中した。

バカ「よっしゃー!経験値ウマー!」

モモヒキ「ナンデ コンナコトニ……」

バカ「よし!このままここで2〜3LV上げてこうぜ!」

モモヒキ「イ、イヤデスヨ! ワタシハ セントウヨウジャ ナインデスカラ」

バカ「いーから、いーから! ジュノに行ったらアダマンのボディにしてやるから!」

モモヒキ「ゼッタイ ウソダ……」

 こうしてモモヒキは、ジュノに行くまでの長い道のりをバカと共にすることとなった……。


                                                          つづく



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