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あらすじ:前回、クピピ達に女として勝つことを宣言したシャントット。しかし、脱いだら腹の肉がヤバイ事に 気付いた。時間が無いのと面倒臭さに負けたシャントットは、鼻の院へと乗り込むが失敗。 最後の手段で ヨランオランを当たったが、変態の彼はボヤーダへこりがん(まんどら)を見に行っていた。 シャントットは鼻の院の田舎者、リーペホッペを仲間に加えると、ボヤーダへと向かった……。 シャントット「オーッホッホッホ!」 リーペホッペ「!? どうしたっぺシャントット様? 中々出番こないからおかしくなったっぺ?」 リーペホッペは心配そうにシャントットの顔を見つめた。 前回からかなりの時間が経っているのは突っ込んではいけないお約束だ。 シャン「おバカねえ。アナタ公式見てないの? 来年の追加エピソードのトリを務めるのが、このワタクシ シャントットなんですわよ!?」 ホッペ「こう……しき?」 シャン「……ま、アナタに言ったのが間違いだったようね。しかも今度出る寄せ集め格闘ゲームにも ワタクシがゲスト出演するなんて、大大大ニュースですわ!」 シャントットはサルタバルタの北のガケの上で、手頃な岩の上に登って力強く声を上げた。 が、元来高いところは苦手な彼女の足はガクガクと震えていた。 ホッペ「シャントット様、足が震えてるっぺ」 シャン「う、うるさいですわね、これは武者震いですわ! 早く手を貸しなさい!」 リーペホッペの手を借りてなんとか岩から降りたシャントットは、大きくため息をついた。 それにつられてリーペホッペは大きなゲップをした。 シャン「……ちょっとアナタ、レディの前でおゲップするなんてはしたないですわよ」 ホッペ「申し訳ないっぺ。お昼にギョーザ食べ過ぎたっぺよ」 シャン「まったく、ギョーザなんて臭いのきついものを……。く、くさっ!こっちまで臭ってきますわ!」 シャントットはリーペホッペの尻にブリザドを撃ちながら、タロンギ峡谷の入り口までやってきた。 二人は今更になってチョコボで来れば良かったと思っている。 ホッペ「ひゃっ! シャントット様、ひゃっこいっぺ!」 シャン「うるさいですわね、ワタクシに変な臭いを嗅がせた罰ですわ」 ホッペ「そんなにケツばかり狙われると下痢になるっぺよ」 そう言うと、リーペホッペは膨れたお腹をなでなでと擦った。 それを見たシャントットは浮かない顔をしている。 シャン「……タルタルっていうのはどうしてお腹がぽっこりしてるのかしら」 ホッペ「確かにシャントット様のお腹もぽっこりし……あ、熱いっぺ!ファイアはやめてほしいっぺ!」 シャン「余計なことを喋るんじゃありませんわ。丸焼きにしますわよ?」 そんなやり取りをしつつ、てくてくと二人のタルタルはタロンギの道を歩いていった。 その途中、何故かシャントットがもじもじし始めた。ぶっちゃけトイレに行きたい。 ホッペ「? シャントット様どうかしたっぺ?」 シャン「な、なんでもないですわ」 ホッペ「すんごい内股でもじもじしてるっぺ。おしっこだっぺか? へぶぅっ!」 顔を覗き込んできたリーペホッペをコンボでぶっ飛ばすと、シャントットはヨタヨタと岩陰のほうへ歩いた。 シャン「いちいち言わなくても解るでしょ! デリカシー0ね! むしろマイナス100%ですわ!」 ホッペ「いたいっぺ……。なんでコンボ撃てるっぺか」 シャン「覗いたらリヴァイアサンのエサにしますわよ?」 ホッペ「そ、そんなことしないっぺよ!」 ぶるぶると首を振るリーペホッペを見届けると、シャントットはそそくさと草むらへと消えていった。 ホッペ「なるほど、おしっこだからリヴァイアサンのエサってことだっぺか。さすがシャントット様は頭がいいっぺ」 シャン「……まったく、声が大きすぎですわ。こっちまでまる聴こえじゃないの」 岩の上でリーペホッペがぼけーっと座って待っていると、どこからともなく異様な臭いが立ちこめてきた。 ホッペ「ん……? くんくん、くさっ!臭いっぺ! シャントット様酷いっぺよ!」 シャン「ちがっ! この臭いはワタクシじゃありませんわっ!」 ホッペ「どう嗅いでもこれはう●この臭いだっぺ! ギョーザより酷いっぺよ!」 シャン「だからワタクシは小しかしてませんわ!」 ホッペ「じゃあシャントット様のおしっこが臭いんだっぺ」 シャン「後でどうなるか覚えておきなさい!」 二人がくだらない言い争いをしていると、リーペホッペの後ろからぬーっとモンスターが表れた。 臭くて有名なダルメルだ。 ホッペ「まったく、シャントット様はいつも何食べてるんだっぺか……ん?」 シャン「あーもう、我慢してたから中々止まりませんわ; あっ、紙が無いですわ!」 ホッペ「あれ? なんか後も臭いっぺ。もう逃げ道無いっぺ……う、うぎゃああああああああ!」 シャン「ねえちょっと!何か拭くもの持ってきていただけるかしら? そこの影から投げて頂戴!」 シャントットはしゃがんだままくるりと振り返って岩陰を見た。すると、大きな悲鳴が聞こえて何かが岩陰から ぶっ飛んできた。リーペホッペだ。 シャン「そうそう、そんな風に投げてよこ……って、勢いよすぎですわ。そんなに大きな物で拭けるかしら ……って、なんでアナタがここに来るんですの!? ヘンタイ!エロ!エロタル!」 ホッペ「ち、違うっぺ!後ろからダルメルにぶっ飛ばされたっぺよ!」 必死で釈明するリーペホッペだったが、それは思いっきり逆効果で、用を足しているシャントットをモロに 見る形になっていた。 ホッペ「か、川のようだっぺ……それにツルツルだっぺ……」 シャン「こ、この……。消し炭になりなさい!」 ホッペ「そこにシビれるあこがれるっぺぇぇぇぇえええええええええっ!!!」 リーペホッペはシャントットの元から流れる小川の感想と、色々アレな部分の感想を述べると、 サンダガを喰らって吹っ飛んでいった。 が、その時小川にも電流が流れてしまった。ちなみにリーペホッペはジョジョファン。 シャン「あばばばばばばっ! なんでワダグジにもぉぉぉぉぉおおおおおおっ!」 プスプスと煙を上げて二人のタルタルが倒れると、辺りはしん……と静けさを取り戻した。 シャン「くっ、これではドリフですわ。ほら!さっさとボヤーダに行きますわよ!」 ずるずるとズボンを上げると、シャントットはケアルを唱えて身なりを整えた。 ホッペ「(シャントット様の秘密を見てしまったっぺ。殺されるっぺ……)」 シャン「そうそう、今見たこと公言したら、サンダガじゃ済まないですわよ?」 ホッペ「わ、わかってるっぺ。誰にも言わないっぺよ」 てくてくと歩くシャントットと、よろよろ歩くリーペホッペ。 なぜって、シャントットはケアルをしたけどリーペホッペはそのまんま。ゲージは既に半分をきっている。 ホッペ「シャントット様……」 シャン「もう、だらしないですわね。ケアルくらい自分でかけるのが普通ですわ」 ホッペ「シャントット様がみんなと温泉に入らないの、なんでか解ったっぺ……」 タロンギの夕焼け空に、綺麗にタルタルがふっ飛ぶ、もとい舞うのはそのすぐ後だった……。 はたして二人は(主にリーペホッペが)無事にボヤーダへたどり着けるのか!? つづく。 |
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