|
あらすじ:クピピとの勝負で更なるナイスバディを目指すシャントットは、腹の肉をなんとかするためド変態の ヨランオランを探しに旅立った。が、道中尿意を催した彼女はリーペホッペに放尿姿はおろか、無毛地帯 まで晒す羽目に。気をとりなおしたシャントット一行は、タロンギを抜けてメリファトへと突入した。まず前回を見れ。 ブビッ!ブババッ! タロンギ峡谷に異様な擬音が響き渡る。前回尻にブリザドを受け続けた影響で、リーペホッペは宣言通りに 下痢になっていた。 ホッペ「うぐぐ……食事中の皆様に申し訳ないっぺ……。でも止まらないっぺ……」 シャン「あったく、この程度でお腹を壊しているようではワタクシの従者は務まりませんことよ?」 鼻をつまみながらイヤミを言ってのけるシャントットだったが、リーペホッペはそれどころではなく、 必死に腹の中のブツを放出し続けていた。 シャン「もう、いつまで待たせるんですの? かれこれ20分くらいは経ってますわよ?」 プー、プスゥ……。 ホッペ「そんなこと言われても困るっぺ。……うわぁ、カレーみたいだっぺよ」 リーペホッペは股の間からケツのほうを伺うと、今さっき自分でぶっ放したう●この感想を言ってのけた。 シャン「とりあえずワタクシ、しばらくの間はカレーを召し上がりませんわ……」 ホッペ「? カレーおいしいっぺよ? シャントット様はカレー嫌いだっぺか?」 シャン「うっさいですわね! とっととそこらの草でケツ拭いて行きますわよ!」 ホッペ「そ、そんなに急かされるとズボンについちゃうっぺ! うっぷ、ドクダミでお尻拭くのは違う臭さで 辛いっぺ」 リーペホッペは悲しそうに手元のドクダミでケツを拭くと、よろよろとした足取りでシャントットに追いついた。 なんとかズボンにう●こが付着するのは避けられたようだ。 シャン「元からアナタのお尻は臭いんですし、今更ドクダミで拭いても同じことですわ」 ホッペ「シャントット様のう●こにはかなわないっぺ」 シャン「アナタまだ言うつもり!? アレはダルメルの臭いですわ!」 ホッペ「わ、わかってるっぺ。冗談だっぺよ」 そんな言い争いをしているうちに、ようやくメリファトへとたどり着いた。 ここはタロンギに輪をかけて殺風景な場所だ。 シャン「はぁ……。ここからまだまだ歩かなければいけないなんて。憂鬱ですわ……」 ホッペ「今日中は帰れないっぺ。もう日も沈んできたっぺ」 シャン「あったり前ですわ。気がすすみませんけど今日は野宿ですわね」 ホッペ「今日は見たいテレビがあったんだっぺ……」 リーペホッペは残念そうにウィンダスの方角を見つめた。 最近ウィンダスを賑わせているTV番組が、GOGO!ねこぱんち倶楽部!である。 平均視聴率が30%以上という、近年稀に見るバラエティ番組だ。 シャン「ふん、あんなネコ共のどこがいいんですの? ワタクシのほうがずっと魅力的ですわ!」 ホッペ「EDのプリップリン体操が最高なんだっぺ」 シャン「……そのいやらしい名前の体操はなんですの?」 ホッペ「むしゃぶりつきたくなるような、ナイスバディになれる体操なんだっぺ」 シャン「な、なぁんですってぇぇええええ!?」 シャントットはその言葉を聞いて、思わず唾を飛ばしながら身を乗り出してしまった。 その内容は1から100まで自分に必要な内容だったからだ。つーかマジでプリップリン体操はあったりする。 ホッペ「ぶわっ! シャントット様唾飛ばさないで欲しいっぺ」 シャン「う、うるさいですわね。ワタクシの唾はび、美容液にもなるんですわよ?」 ホッペ「普通に汚いっぺ」 シャン「キイィー!」 シャントットは目の前の田舎者に詰め寄ると、胸ぐらを掴んで脅し始めた。 片手にはポイズンククリが握られている。 シャン「とりあえず、そのプリンだかパイだかの体操の内容を、知ってるだけ教えなさい」 ホッペ「ぷ、プリップリン体操だっぺ」 シャントットはポイズンククリの柄でリーペホッペのほっぺたをぐりぐりと責めると、サディスティックな 笑みを浮かべて嬉しそうにしている。彼女は真性のドSだ。 シャン「そう、それですわ。名前はいいから早く教えなさい」 ホッペ「えーっと、こうしてこうして……」 シャン「ふむふむ……」 リーペホッペは身振り手振りで体操の内容を説明すると、ようやく開放された。 一方のシャントットは、その内容を羊皮紙に書き写すのに余念がない。 ホッペ「……今からやるんだっぺ?」 シャン「あ、あったりまえですわ! 美しさは一日にして成らず! これを毎日続けますわ!」 早速体を動かし始めたシャントットだったが、リーペホッペはある事に気がついた。 二人はまったくの丸腰のため、武器はおろか食料すら携帯していない。 ホッペ「あのー、シャントット様?」 シャン「なんですの? ワタクシは今、ひじょーに忙しいんですわ」 ホッペ「夜ごはんはどうするっぺ?」 リーペホッペはぽっこり出たお腹を擦りながら、力なくシャントットに聞いた。 彼のお腹の中は、先ほど全て放出してしまったのですっからかんなのだ。 シャン「ワタクシはいりませんわ。夜に食べると太りますもの。食べたいならほら、そこらにトカゲや鳥が いますわよ」 ホッペ「自分で取るっぺか……」 いくら鼻の院の研究員とはいえ、リーペホッペの魔法の実力は大したことがない。 むしろ彼はその知識で研究員になったので、実践はからっきしであった。 それを見かねたのか、シャントットはくるりと崖の方を向いた。 シャン「まったくもう、なさけないですわね。あれでいいかしら。サンダガU!」 ホッペ「うわっ!びっくりしたっぺ!」 リーペホッペが驚いて電撃の走った方角を見ると、そこにはこんがり焼けたコカトリスが転がっていた。 おもむろにポケットをまさぐったシャントットは、合成用の岩塩を田舎者に渡すと体操をしに岩陰へと戻っていった。 シャン「それで味付けでもして、好きなだけ食べなさいな。ワタクシは体操してから寝ますわ。 アナタはこの辺でモンスターが近寄らないように寝なさい」 ホッペ「了解だっぺ。おやすみだっぺシャントット様」 コカトリスを思う様むさぼり食ったリーペホッペは、最後にドでかいゲップをして岩陰の入り口に寝転がった。 枕が無いので変わりにコカトリスの皮で代用した、特性の寝床だ。 ホッペ「あー、ヨランオラン様はボヤーダで生きてるっぺか。黒まんどらは凄く凶暴だって聞いたっぺ」 シャン「あー、こんなに動いたのは久しぶりですわ。これならナイスバディになる日も近いですわね」 だがシャントットは気付いていなかった。ちゃんと運動すれば痩せられることを。つまりヨランオランに会いに行く 必要も無いことを。 そしてこの急な運動のツケは、明後日に表れるのであった。 ホッペ「(そういえば歳取ると筋肉痛が時間経ってから出るんだっぺ。シャントット様、ボヤーダについた頃に 筋肉痛になるんじゃないっぺか?)」 と一瞬思ったリーペホッペだったが、満腹による睡魔ですぐに眠りへとついたのだった……。 つづく |
| << 前記事(2008/11/28) | トップへ | 後記事(2008/12/02)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/11/28) | トップへ | 後記事(2008/12/02)>> |