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あらすじ:クピピ達に対抗してナイスバディになることを誓い、ヨランオランを探す旅に出たシャントットと リーペホッペ。道中で聞いたプリップリン体操に熱中するシャントット女史であったが、未だにヨランオランを 頼る気でいるようだ。果たして、ヨランオランは黒マンドラ達にミンチにされているのだろうか!? 詳しいことは前回、前々回、前々々回を見るべし。 ビチャッ!ビシャビシャッ! 普段は陰気で静かな聖地ジ・ダに、異様な液体音が響き渡った。 リーペホッペ「うぐぐ、またまた食事中の皆様に申し訳ないっぺ……」 シャントット「まったく、食い意地を張ってオドリタケなんか食べるからですわ」 リーペホッペは先ほど倒したキノコから手に入れたオドリタケを誤って生で食してしまったため、 胃の中が東京ディズニーシー状態になっていた。 ホッペ「おごー……。うぐぐ、口の中がすっぱいっぺ」 シャン「いちいち言わんでよろしいですわ。ほら、大体出し終わったら行きますわよ」 何故かいつもより100倍優しいシャントットが、リーペホッペの背中を擦りながら言葉をかけた。 実は田舎者がオドリタケを食べたのは、シャントットの「ちょっと食ってみなさい」という一言が原因だったからだ。 シャン「ま、普通にキノコを生で食べたらいけないってことですわね」 ホッペ「シャントット様酷いっぺ! これでまた腹ペコだっぺよ!」 憤慨するリーペホッペは、その場で足を踏み鳴らした。 その様子を見て仕方ないなあ……。という小さなため息をついたシャントットは、辺りを見回し始めた。 シャン「んー……、あ、あれなんがどうかしら? 食べ応えありそうですわよ?」 ホッペ「? どれだっぺ……って、あれはゴーレムだっぺ! 食べ応え以前に食べれないっぺ!」 シャン「あら、そんなことはないですわよ? バストゥークには、アイアンイーターっていう鉱物を食べる ガルカがいるらしいですわ」 ニヤニヤとそう答えたシャントットは、意地悪そうにリーペホッペの顔を見た。 そんな田舎者の顔は、かなり訝しげだ。 ホッペ「そ、そんなの嘘だっぺ。鉱石を食べれるはずないっぺ」 シャン「あら、ガルカですもの多少の無理はききますわ。それにその話、ちゃんとバス出身の冒険者に 聞いたんですわ」 ホッペ「ほ、本当だっぺか!?」 驚きに目を輝かせるリーペホッペは、続きが気になって身を乗り出した。 シャン「ちょ、あんまり近づかないでくださる? ゲ●臭くてたまりませんわ」 ホッペ「あ、申し訳ないっぺ。今水で口をゆすぐっぺ」 そう言うとリーペホッペは、リーチが生息するいかにもばっちい水溜りの水をしゃがんで口に含んだ。 それを見たシャントットは、ドン引きした表情を浮かべている。 シャン「……病気になっても知りませんわよ。そこのリーチ、なんか普通のと色も違いますし」 ホッペ「大丈夫だっぺ。生き物がいるってことは、綺麗な水ってことだっぺ」 シャン「そのおめでたい発想は、どこからくるのかしら……」 シャン「まあいいですわ。その情報元っていうのは、確かバスの特派員だかなんだかの、多少は有名な 暗黒騎士だったような気がしますわ。確か……ル、ルフィミア? だったかしら」 ホッペ「暗黒騎士……。あんまり強くないジョブだっぺ?」 無邪気に質問するリーペホッペだったが、シャントットはこのバカ……。という表情をして辺りを伺った。 シャン「おバカですわね。ジョブについてあれこれ言って、他の冒険者に聞かれるとやっかいですわ。 ジョブなんてのは、みんな黒魔道士のために肉盾になってりゃいいんですわ」 ホッペ「その発言のほうがやっかいだっぺ……」 そんな事をのたまいつつ、二人はようやくボヤーダの入り口へとたどり着いた。 すると、何故かシャントットは辺りを注意深く何かを探し始めた。 ホッペ「? どうしたっぺシャントット様? 何か落し物だっぺ?」 シャン「? ああ、ヨランオランの死体が転がっていないか探してるんですわ」 ホッペ「な、そんなことあるわけないっぺ。もしこんなとこに転がってても、誰か通りすがりがレイズするっぺよ」 確かに……。と頷いたシャントットは、捜索を打ち切るとボヤーダへと入っていく。 リーペホッペは気が進まないようだが、その後を付いて行った。 シャン「入り口はクモ……とキノコですわね」 ホッペ「も、もうキノコはこりごりだっぺ」 シャン「別に食べろとは言ってませんわ。次はクモとかどうかしら?」 ホッペ「もっと美味しいものが食べたいっぺ……」 ノンアクの通路をずんずん進むと、開けた広場にたどり着いた。 中央には滝から流れる綺麗な水と、苔むした木々、ウサギやマンドラ、クロウラー、カニなどがたむろしている。 ホッペ「ふわー……。不思議なところだっぺ」 シャン「まぁ、既存の人工的な建物とはまったく違いますからね。自然に出来たダンジョンなんてのは、 得てしてこんなものですわ」 シャントットは興味が無さそうに歩きだすと、リーペホッペにスニークをかけた。 が、何故か彼女はスニ無しでカニに近づいてもからまれることはなかった。 ホッペ「……シャントット様」 シャン「? 何かしら?」 ホッペ「なんでシャントット様はカニにからまれないんだっぺか?」 シャン「ああ……そんな事」 シャントットはフッ、と軽く口元を動かすと、手の甲を口に移動させて言い放った。 勿論あのガクガク上下に揺れるのもお約束。 シャン「オーッホッホッホ! カニごときにナメられるワタクシではございませんわ! この程度のザコ、 ワタクシにかかれば全部ミンチですわ、ミ・ン・チ!」 ホッペ「久々の高笑いだっぺ……。ありがたやありがたや……」 リーペホッペは後光の射したシャントットに手を合わせて一しきり拝むと、最後に一礼して立ち上がった。 シャン「あら、もういいんですの?」 ホッペ「あんまり長いとスニークが切れて、そこのカニにからまれるっぺ」 シャン「もう、仕方ないですわね。じゃあとっとと行きますわよ」 奥に進むと、ウサギ広場にぽつんと立っているグーブゥー族がいた。 リーペホッペは驚いてシャントットの後ろに隠れようとする。 シャン「……何してるんですの?」 ホッペ「ドーモ君は怖いっぺ。やっぱり帰るっぺ」 シャン「だからって後ろにまわってワタクシのスカートめくるんじゃありませんわ! アナタのようなデカ頭が スカートの中に入ると思って?」 ホッペ「し、しまったっぺ。つい隠れようとして潜り込もうとしてたっぺ」 シャントットは田舎者の脳天にひじ鉄を1発入れると、グーブゥーに向かってフラッドUを唱えた。 焼け焦げたグーブゥーが倒れると共に、辺りには異様な臭気が漂った。 シャン「さ、行きますわよ」 ホッペ「(シャントット様に逆らったら、普通に死ぬっぺ……)」 更に奥へと進み、長い坂の通路を登りきると、そこはボヤーダでも最も危険な地帯。 高LVのグーブゥーと、ウサギ、そしてド変態のヨランオランを魅了してやまない黒まんどらがいる。 シャン「さって、ここから右手のほうにヨランオランがプリケツ晒してるのかしら」 ホッペ「ま、まだ死んでるとは限らないっぺよ」 シャン「大体アレはハァハァ言いながら近づいて、普通にからまれて殴られても気持ちいいとか言って、 そのまま死ぬに違いありませんわ」 ホッペ「その辺は反論できないっぺ……」 シャントットの言うとおりそのまま右手のほうへ歩いていくと、黒いマンドラが沢山生息しているのが見える。 そして、その真ん中辺りに尻を天に向けて倒れているタルタルがいた。……ヨランオランだ。 シャン「……」 ホッペ「……」 しばし無言の時が流れる。 シャン「……まぁ、ワタクシの言った通りですわね」 ホッペ「さすがとしか言いようがないっぺ」 やれやれ、とシャントットがトラクタを詠唱し始めた時、なんと辺りの黒マンドラ(こりがん)がこちらを向いた! ってか赤ネームになった。 シャン「!? あ、あれ? なんですの?」 ホッペ「ぎゃああー! ミンチにされるっぺぇぇぇえええええー!」 当初の予想通りにプリケツだったヨランオラン。しかしレスキューしようとした瞬間、こりがんが敵対モードに なってしまった。二人の運命はいかに? つづく |
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Jackpot 2008/12/03 16:08 |
こんにちは。初めまして。 |
Lufimia 2008/12/03 17:48 |
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